ピロリ菌の除菌方法について、日常の生活で気をつけることから除菌費用に至るまでピロリ菌除菌についてまとめてみました。
ピロリ菌が胃の中に住み着くと、慢性萎縮性胃炎や胃潰瘍、さらには十二指腸潰瘍や胃がんなどを引き起こす恐れがあるということで、現代の医学界ではピロリ菌の除菌が勧められています。
自分の中にピロリ菌がいるかどうかの検査と、ピロリ菌の除菌費用は、幾らくらいなのでしょうか。
病院によって少しの差はありますが、尿検査だと自費で2500円、呼気検査だと自費で7500円程度で、20分以内には結果を知ることができるようです。尿検査だけでも、98パーセントは正確にピロリ菌の有無について診断できるようですが、血液検査や内視鏡検査を組み合わせたほうが、より正確だと言えそうです。
現在は、胃がん予防のためのピロリ菌除菌は全額自費となっています。七日分の内服薬と、1カ月後に行われる除菌判定の検査費用などで、約2万円かかるようです。
今すぐに財布から捻出できる値段ではないにしても、これで胃がんのリスクが減ると考えれば、お手ごろなのかもしれませんね。
ピロリ菌保有者は、生活環境の変化により減ってきていると言われていますが、生活を見直すことによってもピロリ菌の除菌に一役買うことも指摘されています。
ピロリ菌はゴキブリを媒体として感染することもあるようです。ですから、消毒や殺菌を定期的にしてゴキブリ駆除をし、台所を清潔に保ち、意識的に除菌に務めましょう。
完全に除菌するとは言わないまでも、ピロリ菌を減らす効果のある食品もあるとのことです。
一例として、ヨーグルトやマヌカハニー(オーストラリア原産の蜂蜜)、ココア、梅肉エキスなどが挙げられます。中でも梅肉エキスは、平成17年10月滋賀県立大学の研究が学会発表したところによると、60%の保菌者に有効だったというデータが上がっており、強力なピロリ菌の殺菌(除菌)効果を持つことで注目されているようです。
まずは、小さなところから。
ピロリ菌を減らす食品を毎日の食事に積極的に取り入れて、除菌できるように心がけましょう。
ピロリ菌除菌の成功率は8割だといわれています。ピロリ菌の除菌のために服用する薬は3種類で、胃酸を抑える薬と抗生物質(クラリスロマイシン、アモキシシリン)があります。ほとんどの人はこの飲み薬でピロリ菌の除菌は成功しますが、まれに「効かなかった場合」と「副作用を起こしてしまう場合」があります。
最近の研究で、除菌による胃癌の抑制効果は胃炎が軽い人ほど大きいことがわかりました。つまり、胃炎の進行している人には、除菌をしても効きにくいということです。この場合は、保険の適用外ではありますが、自費で再除菌することは可能のようです。
副作用は、一時的な発疹、胃もたれ、下痢、味覚異常などが挙げられるようです。もっとも確率の高いものは下痢で、この場合は市販の下痢止めを併用しても問題はありません。
いずれにせよ、ピロリ菌の除菌に失敗したとしても再除菌の道が開けているとのことで、あまり不安を感じることなくピロリ菌除菌に踏み切ることができそうです。